J建築システム株式会社

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第11回 道産木セミナー:耐震と快適住宅を学ぼう

2019.03.25

11回目となる本セミナーは、

北海学園大学 名誉教授 佐々木 博明先生と、東京大学 名誉教授 加藤 信介先生

特別講師としてお迎えし開催

 

開催日時:平成31年3月15日(金) 14:30~17:40

会  場:札幌ビューホテル大通公園

 

■第1部 北海学園大学 名誉教授  佐々木先生

 「人に優しい室内温熱環境と住宅の省エネ化」

 

【主な講演内容】

・温熱感(優しい暖かさ)は室内気温だけではない

住宅の暖房は何が優しく省エネ、安全だろうか

再生可能エネルギー(太陽熱)の有効利用

 

 

 

ヒートショックを防ぐための風呂場の改善と暖房についてや、胆振東部地震を受け、安全な暖房

  方法について解説。また、太陽熱を床下スラブに蓄熱し、暖房や給湯、ロードヒーティングへ

  利用するといった、積雪寒冷地住宅での再生可能エネルギーの有効利用について語った。

 

 

■第2部 東京大学 名誉教授  加藤先生

 「近未来、断熱システムと快適な住空間」

 

【主な講演内容】

暖房冷房と人の温熱環境

換気を断熱に使うダイナミックインシュレーション技術

建築公衆衛生に係る伝染性感染症への備え

 

 

 

人と空調の関係や、人体の放熱特性と温熱感、熱ストレスと快適性について講演。

  また、ダイナミックインシュレーションについては、その原理などについて解説。

  他にも、東京オリンピックに際し、海外から多くの人が訪れることに関して、

  伝染性の感染症対策の一環として建築公衆衛生の解析、改善が求められると話した。

 

 

 

■第3部 耐雪・耐震 道産木住宅推進協議会  手塚会長

 「建物はどう壊れるか?…を知る~弱点は窓だった!~

 

【主な講演内容】

木造住宅の3大耐震ポイント

構造デザインによる快適空間の構築

・窓(開口部)の耐震・省エネ化

 

 

 

快適な住空間は「窓の耐震化と省エネ化」「構造デザイン:機能的に より安全に より美しく

  によって構築されると語った。また、開口部にはJ-耐震開口フレーム、軟弱地盤には耐圧版が

  耐震化に欠かせない技術として紹介。その他、実大実験の映像と解析ソフト「wallstat」による

  倒壊シミュレーションを用いて、建物の耐震性と壊れ方について解説した。

 

 

 

<会場の様子>

道内外の多くの企業の方や、一般ユーザーの方の参加もあり、会場は200名の参加者で

終始満席状態。講師の方々の話に熱心に耳を傾け、緊張と笑い交えたセミナーは大盛況

のうちに幕を下ろした。