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建設業、無理な工期禁止 長時間労働や低賃金 是正
  • メディア・コラム
  • 2024.04.08

建設業、無理な工期禁止 長時間労働や低賃金 是正

建設業、無理な工期禁止 長時間労働や低賃金 是正

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建設業、無理な工期禁止 長時間労働や低賃金 是正

人手不足の深刻な建設業界で、労働者の長時間労働を是正するための規制が強まる。国土交通省は労働環境の悪化を招くような、短すぎる工事期間での受注を禁じる。違反した事業者には指導・監督を通じて改善を求める。賃金が上がりやすい仕組みも整え、人材確保につなげる。
建設業界では資材高騰や人手不足で工事が遅れる問題が生じている。リクルートワークス研究所は建設職種で40年に65.7万人の労働力が不足すると推定する。
国交省は建設業法などを改正し、建設業者やその下請けといった立場の弱い受注側が働きやすい環境をつくる。今国会で関連法改正案の成立をめざす。
受注側が本来必要な工期よりも著しく短い期間で工事契約を請け負う「工期ダンピング」を禁止する。建設業者は顧客の要望に応えたり、他社との競争に勝ち抜いたりするため、短い工期でも無理して受注することがある。
工事現場の人材配置を柔軟にする規制緩和も進める。建設現場に専任の責任者を置かなければならない要件を緩め、より大きい規模の現場を兼任できるようにする。
建設業は24年4月から時間外労働の上限規制が適用される。1人あたりの労働時間が短くなれば、より多くの人手が必要となり人材が逼迫する恐れがある。
政府は働きやすい環境づくりを通じて事業者の雇用確保を後押しする。

「日本経済新聞」より

太陽光 開発トラブル抑止

政府は2050年に国内の温暖化ガス排出量を実質ゼロにする目標を掲げ、太陽光や風力といった再生エネの拡大を急ぐ。
一方で太陽光パネルを設置するために森林を過度に伐採し土砂災害などが起きる例が相次ぐ。住民と再生エネ事業者とのトラブルも増えた。
現状では許可の要件を満たさずに実施した違法な森林伐採などは重大な法令違反とみなされない。政府は森林法や盛り土規制法など関連法に基づいて行政指導を出すものの、従わなくても罰則はない。
改善しない事業者も多くなく、住民の不安が解消されない状態が続く。
経産省は住民の理解を得ながら再生エネを広げるため、悪質な業者への抑止力が必要だと判断した。具体的には法令に基づく行政指導を受けた事業者向けの行政処分を新設し、国が固定価格買い取り制度(FIT)などの交付金を一時停止できるようにする。
4月施工の改正再生可能エナルギー特措法にこの措置を盛り込んだ。
政府は30年度に再生エネの導入割合を22年度に比べて1.5倍ほどに増やす目標を掲げる。23年の第28回国連気候変動枠組み条約締約会議(COP28)は30年までに再生エネの容量を現在の3倍に拡大する案で合意し、日本もさらなる対策強化を急ぐ。

「日本経済新聞」より

住んでわかる 寒さの落とし穴

この冬は暖かくて過ごしやすい。といっても外気温のことじゃなく、僕の仕事部屋のこと。去年、夏の猛暑に耐えかねて取り付けたエアコンが、パネルヒーターの補助暖房として大活躍中。例年なら、ズボンの下にタイツを履いたり、セーターに防寒ベストを重ね着したり、使い捨てカイロを貼ったりと、室内とは思えない重装備でした。でも、この冬は重いコートを脱いだ春のように軽やか。この仕事部屋のパネルヒーターですが、畳数の割に暖房能力が小さいと思うんです。他の洋室より広さがあるのに、パネルヒーターの長さは半分しかない。機器の選定を間違えたのかも。施主としてしっかりチェックすべきだったんでしょうけど、何せこの家が完成したのは初夏。暖房のことに意識が向かず、冬を迎えて初めて気づいた次第です。
住んでからの予期せぬ寒さについて書き連ねましたが、暖かな家であることは間違いありません。北海道の住宅の歴史はそのまま寒さとの闘いであり、この半世紀の間に断熱・気密性能は飛躍的に進化したといわれています。かつて僕が過ごした実家は、冬になると窓ガラスに結露がびっしりと発生していました。指でよく絵を描いて遊んだものです。それと屋根のつらら。当時はどの家の軒下にも垂れ下がっていて、冬の風物詩の一つでした。この結露もつららも、住宅の断熱性が低い証。現在はほとんど目にすることがなくなり、このことだけでも住宅性能がいかに向上したかがわかります。

「北海道住宅通信」より

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