耐圧版とPCa束状基礎による唯一の合理化基礎

耐圧版式グリッドポスト基礎工法 BCJ認定–LC0125-02

耐圧版式グリッドポスト基礎工法 BCJ認定–LC0125-02

耐圧版式グリッドポスト基礎工法

 

OVER VIEW製品概要

束状基礎により、良好な床下環境を維持

耐圧版式グリッドポスト(GP)基礎工法は、PCa(プレキャストコンクリート)の束状基礎により床下の通風性を高め、湿気やカビの無い床下環境を確保すると同時に大幅な工期短縮、コストダウンを実現した全く新しい基礎です。

耐圧版スラブ、外周基礎、PCaのU字型パーツを組み合わせたGPで構成され、GPを耐圧版スラブの必要な箇所に設置するだけの簡単施工です。
内部の基礎立上りが無いため、現場での複雑な施工を省略でき、工期短縮、施工の簡略化、安全な作業スペースを確保。また、給排水工事やメンテナンスがしやすく通風性も高いため良好な床下環境が長期にわたり維持できます。

耐圧版式グリッドポスト基礎工法

GPは全国の指定工場である北海道、山形、長野、和歌山工場の4か所で生産し各現場に直送します。U字型の2つの部材の組み合わせで3タイプに構成し、設計条件に基づき使い分けます。個々の部材は平面的な形状なので平積みが可能で、コンパクトに運搬でき、施工現場では場所を取らずにストックできます。一人でも持ち上げることができるため、作業性は抜群です。

耐圧版式グリッドポスト基礎工法

耐圧版式グリッドポスト基礎工法の特徴

  1. 耐圧版により全体剛性が高まり耐震性向上

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  2. 不必要な根堀りを無くしコストダウン

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  3. J断熱枠(オプション)との併用でさらに工期短縮

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  4. 床下の通風が促進され環境改善

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  5. 床下に基礎立上りが無くメンテナンスが容易

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COLUMNJの視点

40年前。基礎のイノベーションとして未踏とされる分野に一歩を踏み出しました。それは床下の通風性を高めたいという目的から伝統木造建築の「束基礎」に着眼し、これまでの鉄筋コンクリートの「布基礎」から「束状の合理化基礎」に置き換えた発想です。

私はゼネコンで構造力学・計算の業務に携わり、10階建ほどのマンション設計において「ラーメン」という言葉に日常的に接してきました。その後、木造業界に移り、耐震・耐久住宅の開発として、床下の湿気によるカビ、キノコ栽培は許してはならない…として、「束石」、「束コンクリート」による通風を検討したが非耐力が課題に。「そうだ…ピピッ!」と、通常のラーメンフレームを天・地・逆・転・という発想のもと、「地中梁+束」をシステム化。「柱が→束」に「梁が→地中梁」への置換により2つの機能を確保。1つは基礎内部の通気を妨げない床下空間のオープン化、2つめは水平力を負担できないとされる「束上基礎」に構造力学の成立をさせること。結果、行政の主事判断を可能とし、建築基準法上、鉛直力と水平力を同時に受けもつ一体のRC基礎と同等の解釈がされることとなりました。

本基礎の構築には当然、現場評価が欠かせないわけで、束と納まり、レベル調整など技術を包括するマニュアルに網羅し、これらは現場を主導する大工さん方の厳しい声やスタッフとの意見交換によるもので、その後、実施拡大の弾みとなりました。

DEMONSTRATION・CERTIFICATION・SELECTION実証・認定・選定

耐圧版式グリッドポスト基礎工法の功績

・旧38条大臣認定 建設省北住指発第40号
・構造評定 BCJ評定-LC0125-01

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